店長ブログ
美容皮膚科の先生の講座より③~エステで出来て、美容医療でできないこと
今回講義をしてくれた医師は、エステティックに前向きな先生です。
なので、「エステなんて」とバカにすることなく、自分のクリニックでも常勤のエステティシャンを2名雇用しているそうです。
勤続年数も長いベテランの技術者だそうです。
美容医療とエステは重なるところもありますし、完全にすみわけの部分もあります。
医療でできるのは、やはり外科的・内科的治療。
外科的手術もそうですし(シミとりやリフトアップの糸入れなどもこれ)、マシンでも深部まで影響を与えること、フェイシャルだけでなく、脱毛などもありますよね。
内科的だと注射や投薬などわかりやすいものだとあげられます。
これはみなさん、わかると思います。
では、かぶっていること。
これは化粧品をつかったピーリングなどの施術、美容液の導入、そしておうちで使う化粧品の販売です。
導入は機械を使用しますが、医療機器でないものはクリニックでもエステでも使用できます。
ちなみに、うちのサロンだと、ケミカルピーリング(美容クリニックのもの)、エレクトロポレーション(通称:エレポレ)、ラジオ波がマシンとしてはあります。
当店で導入しているエレポレは、美容クリニックで使用しているものと全く同じものです。
ラジオ波のマシンは、同じ機種をエステを名乗るサロンで使用しているところはまだ少なくて(群馬だと使いこなせるのはまだ私だけらしい)、おもに治療院(国家資格がある整骨院)やリハビリ、プロスポーツ選手のトレーナーさんなどが多く使用しています。
そして、最後に美容医療でできなくて、エステで出来ること(^▽^)
「血流コントロール」
先生は言い切っていました☆彡
なんといっても、エステティシャンの凄いところはハンドで施術できること。
なかでもマッサージができるエステティシャンは凄い☆
医療はできてしまった疾患を取り去ったりするのは強いけど予防は弱い。
血液は全身に栄養や酸素を運び、老廃物を運ぶ器官。
つまり、血液循環がわるいと、あらゆる細胞が弱るということです。
エステでできるのは、予防、そして未病のうちに自分の治す力を高める施術、ということです。
ね、そうなのよ。
エステなんて意味ないなんて、お医者様にいわせないからねヽ(`Д´)ノプンプン
わかってくれるお医者様もいるって、本当にうれしいです♪
美容皮膚科の先生の講座より②~たるみ改善ハイフの話
ハイフ、とっても流行っています。
これについてもお客様からときどきご質問いただきます。
お肌に与えるエネルギーのイメージは上記みてください。
超音波の熱エネルギーを点状にあてて刺激をします。
「刺激」というと危険性がつたわりませんが
「軽い火傷」といった方が
わかりやすいかな、と思います。
熱のチカラでやさしく損傷させる、という感じ。
そうすると、お肌をささえる組織がギュッと縮む⇒引き締まる⇒たるみが改善
これは、お肉を焼くと生肉だったときより縮むでしょ。
そんな原理です。
さらに、傷ついた細胞や組織をなおそうとする力が働くので、肌細胞が一生懸命働くようになる。
傷をなおすために細胞がどんどん再生する⇒お肌のハリ弾力、美肌効果があるという仕組みです。
(簡単にいうと・・・)
で、こうに書くと「へぇ~、いいじゃない(⌒∇⌒)」と思う人もいますよね。
勉強会で講義してくれた皮膚科医の先生は
「原理として肯定できる部分もあるけど、自分のクリニックではハイフを今のところはしていない」とおっしゃっていました。
そういう目的の患者さんには違うマシンや施術方法を使用しているのだとか・・・
とにかく、注意すべきは「やりすぎ」。
「クリニックで様子をみながらある程度の期間をあけてするのだったら、確かに効果はあるよね。
でも、正直、まだ近年流行っているものだから、継続してやり続けている人が歳を重ねたときにお肌がどういう状態なのか?若々しいのか、それとも反対なのか?
医者の立場でもわかりません」と私は納得できる説明でした。
なぜなら、ハイフは皮膚の表面でなく深部(目でみえていない部分)を加熱するので、どれだけ損傷させることができたか、わかりにくいのです。
施術をうけている最中は痛くなくても、思いのほか傷つけすぎてあとから痛みがでたり、組織や神経を傷つけすぎたり、その加減がとても難しいそうです。
これは医師でも訓練が必要で、見極めも難しい。なので、カウンセリングがとても大切、だともおっしゃっていました。
(ハイフ治療が受けられない人もいます)
さらにわかりにくいのは、傷をなおす本人のチカラです。
自然治癒力は、その人の年齢・食事・睡眠・血流・体質(アレルギーや持病)などなど・・・
あらゆる素因で良くなったり悪くなったりするものです。
だから、損傷が早く再生せずに時間が経過すると、かえって肌がきれいにならないことも考えられます。
つまり、基本的に健康な人、ハイフ治療を受けても大丈夫な身体状態の人でないと、思ったとおりの結果は出ないともいえますよね。
そして、気になるのはエステと美容医療でうける違い。
これはマシンの強さが違うのですが、エステが弱いから効果が低い、安全だということではないのが注意点。
マシンの原理は一緒なんですよ。
でも出力が弱ければ浅い部分を加熱することになりますよね。
正直、弱いから火傷しない、神経損傷しないということはありません。
また、痛みを感じないから出力をあげすぎてしまう・頻度をあげすぎてしまう(その方が効果的だと思って)
それによって気づかないうちに火傷をしていることもあります。
ちょっと前から登場した「セルフエステ」なんて、私はハイフはもってのほかだと心配していました。
その後、最近あまり耳にしないのと情報収集していないので、詳しい状況は知りませんが・・・
医療の場合だと万が一肌トラブルが発生したとしても、薬を処方してくれたり対応があるでしょうが
そういう対処もエステだとできません。
私が所属している日本エステティック協会では、ハイフは禁止機器と連絡がきました。
やはり、どうしても肌トラブルをさけるのは難しいからです。
いや、それでもいいからやりたい、と思うのは自由です(⌒∇⌒)
ハイフはきちんとリスクを説明してくれる、クリニックがおすすめです!!
美容皮膚科の先生の講座より①~シミの話
先日、美容皮膚科専門医の先生の講義をうけたので情報をシェアしますね!
私もサロンでときどき質問いただく「しみ」のお悩み。
いまや美容皮膚科でレーザー治療などでしみ取りする人も珍しくありません。
その実際のところのお話です。
結論から先にいうと
「しみ取りをして、数年後には多くの人が再発している(しみができている)」
これ、業界では「戻りシミ(ジミ)」なんて表現します。
個人差はありますが、一般的に3~5年でまたしみが再発します。
なぜか?
これ、わかりやすく図をつくりました。
しみ取りは、みえているしみから下までをとります。
ただし、肌の色をつくるメラニン細胞までとってしまうわけにはいきません。
メラニン細胞がないと、肌が紫外線にやられて皮膚がんになってしまうから。
そして、なぜまたしみが出来てしまうのか?
<理由>
◆しみが出来やすい生活をしているから(シミをとる前と変わっていないから)
◆しみ予防のケアを怠りがちだから
↑ 中にはしみをとったことで安心して今まで以上に素肌を無防備にさらす人も・・・
◆しみができやすい年齢(特に更年期はできやすい)だから
◆しみができやすいホルモン状態・自律神経状態だから(自分の意志ではコントロールできない)
ほとんどのしみの再発は、上記の2つが当てはまります。
つまり、医療でしみをとったらずっとキレイ、というわけにはいかないのです。
医療でしみをとった・とらないにかかわらず
しみが出来ないようにするには日々の健康ケアが絶対に必要です。
いつまで??って、ずっと、しみを作りたくない意識がある限りは一生です笑。
クリニックの先生は
みんながみんな、そうには説明してくれないかもしれません。
だって、「またしみが出来たらとればいい」という考えもあるから。
その方がクリニックは儲かりますし( ´艸`)
つまり、医療行為で
しみをとることはできても
予防することはできない、ということです。
これって、皮膚に限らずなんの病気でもそうですよね。
冷静になれば、当たり前のことなんです。
しみのお悩みについて、今までたくさんご質問いただいているので、思い出しながらまた書きますね。
エステという名の誤解!?
私は基本的に朝型人間です。
夫もそうなので、だいたい朝6時くらいには起床しています。
去年から大分心理学を勉強するようになって
結構難しい文献などは朝に読むようにしています。
夜だと眠くなるだけで、あまり書いてあることを理解できないので。。。
で、今朝は「エステ」という言葉にある世の中のイメージについて、自分の今までの20年間の経験が走馬灯のように思い出されて苦しくなったので吐きだします。
以前お客様から言われたこと
(言った人は何の悪気もないし、深い意味もないのはよくわかっているのですが・・・)
「エステのお店に行ってもカラダが悪いかどうかわからないですよね?」
ん、あれ?私もエステって名乗ってるけど・・・
エステってそんなイメージなのね、とプチショック(;'∀')
※実際、エステはサービス業で自由に開業もできるので、技術力・知識におそろしいほどの個人差があります。そして、医師ではないので「ここが悪いです」とまるで診断をしていると誤解されるような発言も違法行為となります。だから、「きっとこれが原因じゃないかな?」と思っても、言い方を気をつけないと違法とみなされることがあります。
プレゼントで当店のエステ券を持参したお客様
「こんなもの、本当はいらないし来たくもなかった。
でも、くれた人から行ったか確認がきたからしょうがなく来た。
エステなんて贅沢なものは自分には必要ない」
よくお話きくと、その人、整体は通っているんだって!
いや、整体もエステも自分からしたら目的かなり共通しているからね。
カラダのコリや痛みをとりたいんだよね!?
エステでするボディのオイルマッサージで私はめちゃくちゃほぐす自信がある。
マジで最近始めたような整体師さんよりはね。
※注意)これは個人的な技術力がかなり大きいです
整体もエステと同じサービス業です。
ただし、昨今では国家資格をもっている鍼灸師さんや柔道整復師さんなど、治療家の人がわざわざ「整体」と名乗る人もいるようです。
またはお客様が勝手に「整体」と言っている場合もある。
整体と整骨は厳密には資格も違うのだけど。。。
あまりに「整体」という言い方が一般化してしまったため。
みんな結構それを知らないし。
ホントはね、エステと整体はどちらも国家資格でないから一緒なのよ、分類としては。
ちなみに、「こんなもの」発言、今まで何人かに言われたことがあります。
直接言われた私、これから貴女の全身マッサージをするのですけどね(-_-;)
すごいよね、そのデリカシーのなさ。
それ、飲食店で言える?
ディナー招待されて、料理長に「この店のもの、本当は食べたくもないけど招待されたから来た」
って食べる前に言える?
悪意が私にむかっているのではなく、プレゼントした人に向かっていると頭では理解できるけど、それにしてもね泣
想像力の欠如よね。
エステって言葉、本当にどんなイメージで伝わってるんだろ?
だったら、自分のことをエステって言わなければいい?
今までこういう言動をぶつけられるたびに何度も悩んできました。
だけど、自分の仕事を社会的に申請出したりするときって
きちんと「エステティックサービス」という分類が大分前からあります。
「リラクゼーション」と「エステティック」って、別枠になっている場合もある。
ならば、私はより高度なお顔のケアまでできるから「エステ」だよな、って認識している。
あとね、フェイシャルマッサージを受けているお客様から
別の大きいフェイシャル専門サロンのシミ対策コースに通おうか、相談受けたことがあるんですよ。
これも悪気ないのでしょうね。
え?え?え?
こんなに私、フェイシャルを究めているつもりなのに
こんなに何年も前から私のことを知ってくれているはずなのに
シミ対策の化粧品も取り扱っているのに
私のフェイシャルを「エステ」という認識ではないというのがそのお客様の話から伝わってきました(-_-;)
エステといったら、という皆さんそれぞれの認識があまりにも違うのでしょうね。
エステだから
エステじゃないから
自分が人間を理解できるように努めれば努めるほど、ジレンマを感じたことを思い出しました。
なんか、呼称を変えた方がいいのだろうな。。。
いっそ、「美容整体」と名乗った方がいいのかしら??苦笑
「肌の老化」の8割⇒「紫外線」だからこそ肌にやさしい日焼け止めをお探しの方に
今月は暑い日と寒い日がいそがしいですね(;'∀')
そうそう、紫外線がお肌に良くないよ、って
もう常識だよ~と言わずにご覧ください!
年齢はとめることができないので
加齢による変化は誰にでも起こります
ただ、お肌の老化現象はケアによって緩やかにすることができます。
しみ、シワ、たるみなどの肌の老化現象の
なんとっ!80%は紫外線によるもので
自然老化(加齢による現象)が原因のしみ、シワ、たるみはたった20%なんです(^-^;
他の臓器と異なり、お肌は光老化対策を通年することで
見た目の変化を防ぐことができます。
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