店長ブログ
手術当日~術後1日目
手術当日は、朝6:45以降は何も口にできず
手術着に着替えて呼ばれるのを待ちます。
私は午前10:45に手術室へ、と言われ
それまではとにかくただただ待ちます笑
時間になったら
自分で歩いて看護師さんと
手術室のベッドの上まで行くのです。
これはね、私は二度目の手術だったせいか
前日の安定剤?が効いているせいか
緊張も不安もあまりなくて
ある意味開き直っている感じかな。
まさに「まな板の上の鯉」の心境でした。
でも、おそらく一般的には怖いと思います。。。
11時過ぎくらいから手術が始まり
気付いたらもう自分の部屋に戻っていましたが
全身麻酔のせいでしょうね
目が覚めた時には少し気持ち悪い。
「気持ち悪いですか?」
と聞かれ「はい、少し・・・」
「じゃあ、吐き気止め入れますよ~」と
遠くで聞こえるけど、あまり返事もできない状態。
酸素マスクをつけられて
なんだか苦しいような気持ち悪いようなで目が覚めました。
ちょっとずつ色々とカラダにつけられている管が
はずされて、身軽になっていきます。
酸素マスク、心電図・・・
それからです。
なが~いなが~い
つらい夜の始まり。
でもね、これさえ乗り切れば
絶対朝がくるんです( ノД`)
そうに自分を励ましながら
痛み止めのボタンを押しては
少し寝て、の繰り返し。
カラダがあまり動かせない。
喉がカラカラ。
くちびるもカラカラ。
私は痛み止めがとても良く効くのか!?
切ったところのお腹の痛みはあまり感じなくて
カラダが動かせないのと
喉がカラカラなのと
手にささっている点滴が痛くて
そこに気を取られていました。
ある程度時間がたってから
ようやく口を水でゆすいで良い時間になり
看護師さんに寝たままぐちゅぐちゅペッをさせてもらいました。
看護師さんは天使ですね。
「寝がえりも少しだけなら打っていいよ」と言われ
私はカラダをちょこちょこ向きを変えながら
寝たり起きたりを繰り返しました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(術後1日目)
ようやく長い夜があけて
朝から医師団・痛みケアの先生たちの診察が終わり
また部屋で待っている時間。
ひとりで待っていて、一体今は何時なんだろう??
暇だしテレビでもつけたいな~。
そう思ってナースコール。
「あの~、暇なんでテレビみたりしたらまだダメですか?」と聞く私。
看護師さんが2人きて、カラダ拭きと陰部洗浄をしてくれたのですが
「テレビ、つけてもいいですよ。
っていうか、なかなかいないですよ、もうテレビつけたいという人。
それは比較的余裕があるということね笑」
「あ、そうですね。
暇なのがつらくて。。。
あと、今何時なんだか知りたくて」と私。
テレビをつけてもらうと、朝9時半前くらいでした。
「じゃあ、もしかして脚あげられる?
腰あげられる?」と洗浄にきてくれた看護師さんに声をかけられ
私「はい」とスイっと腰も持ち上げられる。
「え~~、痛くないの?」と聞かれて
私「痛いって・・・普通どこが痛いのですか?痛くないですけど」
「いや、普通お腹切ってるからお腹が痛くて動けない人がほとんどなんですよ、術後初日は。
お昼くらいになると、だんだん動ける人が増えてくるけど、人によって差がありますよ。
まだ今、午前中早い時間なのに、こんなにスイっと腰上げられる人、あまりいません。
もしかして、起き上がれそう??」
私「はい、きっと大丈夫な感じです。痛くないから」
「ゆっくり起き上がってみましょうか?大丈夫だと思っても、ずっと横になってたからめまいする可能性あるし」
私、ゆっくり起き上がってめまいもなし。
そしてもう立って歩いて、尿管まではずしてもらいました\(^_^)/
「早い~!!なかなかこんな早い時間からみんな動けないから珍しいですね~。
じゃあ、このあともう少ししてからもっと歩いていいですけど
その前にもう一度看護師がOK出しにくるから、
それまでは安静にしててくださいね」
と言われました。
その後、10時半くらいからはゆっくりだけど
歩き出して、午後には廊下をウロウロ歩き出しました。
動いた方が早く回復するよ、の言葉を信じて。
それにしても、お腹の痛みよりも
手にさしてる点滴の痛みが気になる私でした。
術前の病院での準備
私は13年前に子宮頚部円錐切除手術をうけました。
下半身麻酔での手術でした。
そのとき、手術前日の夜から断食&下剤をのんで準備をした記憶がありました。
今回は全身麻酔ですが、開腹手術だし当然下剤での準備があるだろうと覚悟していたのですが・・・
手術前日まで夕食が普通に出て、下剤なし。
あれ?そういうものなの??
下剤する気満々、っていうか・・・
(いや、別に望んでいたわけじゃないけど)
思わず看護師さんに「下剤しないのですか?」
と聞いちゃいました。
「ないですよ。普段ひどい便秘ですか?
気になることあります??」
とかえって聞き返されました。
そんなわけで、手術前日は特に苦しむわけでもなく
穏やかな夜を過ごしました。
あと、夕食後に精神安定剤みたいなお薬を1錠いただきました。
これは自分が希望したのではなく、自然な感じで手に出されました。
こういう類の薬を今まで1回も飲んだことがなかった私は
「これ、必要ですか?
私、気持ちの安定に自信があるのですけど」
と思わず事前説明にきてくれた薬剤師さんに聞いちゃいました。
自分の意識としては手術受けるにあたって、不安感がほとんどなかったのですね。
あと、病院で眠れないのでは?という不安もなくて・・・。
でも、看護師さんに
「念のためだから」と手に出してもらったので
素直に言うことを聞くことにしました。
その他に準備したことは
病院での夕食19時くらい~次の日の朝6:45までの間に
OS1 500ml✖2本を飲み干すこと。
「もし飲めなかったら点滴しますね」
と言われたので、必死で飲みました。
点滴 嫌なので(;'∀')
あとは、手術後に使うであろうモノの準備。
・フタつき&ストローまでさした状態のマグカップ
・ボールペン(その後退院まで書きこむ表があるので)
・手術の次の日に着替えさせてもらう予定のパジャマとパンツ(下着)
を事前にみえるところに出して準備しておきました。
準備不足だったのは
・リップクリーム(ポーチにいれっぱなしだったの、出しておくべきだった)
・冷蔵庫にミネラルウォーター
以上が手術前日の準備です。
手術を受けるのに病院へもっていって良かったもの
私は今回8泊9日の入院でした。
私の場合は2ヵ月ほど前から日程を決めていたので、事前に検査や準備がいろいろできました。
急に救急車などで運ばれたり、緊急の手術とかだと準備なんてできないけど
今回の私はめちゃくちゃ万端な感じで手術に臨めたのではないかな~と思います。
さて、事前に「持ち物リスト」でしっかり説明してもらえるのですが
そこに書いていなかったけど持っていって良かったものを書いてみます。
どなたかの参考になれば(⌒∇⌒)
<必須 よかったもの◎>
・リップクリーム
・顔用しっとり保湿クリーム
・ミネラルウォーター(入院中500mlペットボトルを10本飲みました)
術後当日~2日目、くちびるがひどい乾燥するんです。
私は本当につらかった、くちびるの乾燥が・・・。
まだ術後すぐで麻酔がきれて意識があるけど動けない時
看護師さんに私のポーチからリップクリームとってもらいました。
出しておけばよかった~、と思うくらい
もうね、くちびるが痛くて。。。
リップクリームなかったら、やばかったです。
顔もね、カラダもなんですが
病院内は空調がしっかりきいていて過ごしやすいのは良いのですがお肌がとても乾燥します。
メイクもしないしね。たっぷりお顔にクリームを朝晩塗っていました。
ちなみに、私はカラダはテープなどで痒みがでやすいのでそこは塗り薬を病院で出してもらいました。
ミネラルウォーター必須です。
術後、すぐにはお水は飲めないのですが、OKが出たら寝たまま口をゆすぐことはできます。
もう本当にのどがカラカラで、くちびるもカラカラで一番つらいとき。
手術中、気管にチューブが入っていたせいでのどが渇いたり違和感が出たりするのは仕方ないとしても・・・
手術前に備え付けの冷蔵庫にミネラルウォーターは入れておくべきです!!
私ね、術後すぐのときに入れてなかったのです。
なので、もうなんでもいいから水を欲していて
看護師さんに「水道水でもちろんいいので、お願いします」とお伝えして
口をすすがせてもらったり、OK出てから水道水を飲ませてもらいました。
うまいマズいはもうこのときは関係ありません。
手術受けた次の日に、母にLINEしてミネラルウォーター5本くらい買ってきてもらいました。
その後は自分でも買いに行きました。
<あったら良かったもの 買い足しました>
・龍角散(のどの痛み)のど飴
これは入院中、病院内のコンビニで買いました。龍角散ののど飴。
私は喉のイガイガ感が退院するまでとれなかったのですが
薬をもらうほどじゃないし、と看護師さんに相談したら
「のど飴で様子みるようだったら、制限ないので自由にしていいですよ」
ということで、病院内のコンビニで買いました。
喉の痛みが日に日に増していったのと、咳が出ちゃってたんですよ。
咳をすると、お腹が痛い。。。
咳したくないけど、我慢できないじゃないですか。
あと、喉が痛いとなかなか寝付けなかったです。
呼吸が苦しいせいでしょうね。
お腹押さえながら、やさしく咳してたのだけど
全然いがらっぽさがとれなくて、ときどきもうお腹の痛みを我慢しながら思い切って咳して苦戦してました。
のど飴舐め出したら大分いい感じで乗り切ることができました。
つづく。。。
子宮摘出してお腹はすっきりしたのか?
はい、タイトルのこと
私は術前にとても気にしていたことの1つです。
子宮筋腫が大きくなってきていて
お腹周りのサイズが太くなっていました。
中年太りかな~と思っていましたが
筋腫のせいだったのか!!
なんて思ったりして・・・笑
で、気になる取った後のお腹は、というと。。。
たいしてすっきりしていませんΣ(゚д゚lll)ガーン
え!?もっとスリムになれるのではなかったのか?
はい、ほぼ変わっていません。。。
そんな~~~( ノД`)
えーとですね、
そりゃあ子宮筋腫が超巨大化していたら
変わるでしょうね汗
でも、見た目他人からみて
あまりわからない程度のお腹の具合だったら
子宮とったくらいで、お腹はスッキリスリムってわけにはいかないみたいです。
子宮がなくなったところには、腸などほかの臓器が入り込むわけで・・・
子宮とったからといって、カラダの中に空洞ができてしまうわけではないのです。
だから、太くなっているお腹が急にしぼんでしまうということはなさそうです。
(妊娠出産とはそこは違うようですね)
っていうか、やっぱり中年太りだったんかい!!と自分につっこみ入れてる今日この頃ですよ。
子宮取った後、何もないかというと実はそうではないです。
その話はまた別の記事で書きます。
無事退院しました(11/1)
無事退院できました。
皆さまから事前にたくさんご心配やエールをいただき、本当に心強かったです。
また子宮の疾患は、多くの女性が経験されていることをあらためて知ることができました。
「私もとってるよ」
「家族もとってるよ」
「友達もとってるよ」
「会社の部下もとってるよ」などなど・・・
本当にたくさんの情報をいただけて
勉強にもなるし、皆さんの温かいお言葉に涙しました!!
お腹の傷はまだしばらく痛みそうですが
切っているのだから当たり前
それ以外は元気にしています。
あ、でも痛いといっても
それほどじゃないですね。
歩くのは普段ほど早くまだ歩けないけど
日常生活には支障がないくらいの痛みです。
私は腹帯をして生活してます。
その方がお腹をぐっとおさえつけられて
痛みがマシな感じがしてます。
ちなみに、私は生理痛の方が痛かったということに気づきました苦笑
あれは痛み止めがないと耐えられなかったけど
今のお腹の傷の痛みは、痛み止め薬の必要なく耐えられます。
子宮筋腫や手術について
知りたい人もいるかもしれないので
参考になればと思い
今後少し書いてみますね!