店長ブログ

2022-11-16 13:09:00

退院後、痛かったこと

この記事がひとまず術後の最後のお話になります。

 

今回開腹手術をしてみて、思ったこと。

「思いのほか、傷は痛くない」です。


もちろん、すぐにいつも通り走ったりはできないし
重いものを持ったりするのも控えめにします。
が、普通に生活している分には
痛い~~というほどのもんではない、と私は思いました。

そして、人間の回復力はすごくて
日に日に痛みもなくなってきています。



私に関していえば
退院後から痛みが10日ほど続いたことがあります。
それは膀胱の痛み。
痛みの種類としては
膀胱炎になったことがある人はそれを想像してください。

排尿痛、残尿感。
これが退院後、10日間くらい続き
もちろんこれも日に日に痛みや症状がマシになったのですが
前半5日間くらいはすぐに眠りにつけないくらい
夜はつらかったです。。。

 

あと、退院前くらいから退院後3日間くらいは
腸の痛みもありました。
これは下痢になりそうな痛み(でも下痢をするとは限らない)が
シクシク続いている感じ。
これもなかなか痛かったですね。

つまり、、、
退院後3日間は
腸の痛みと膀胱の痛みがWでありまして(-_-;)

 

だからかな~
お腹を切った痛みなんか
感じなかったのかもしれません。
お腹の中が痛くて。。。

 

これもきっと子宮をとって
そこに腸が入り込んだり
今まで子宮が膀胱を圧迫していたのに
それがなくなったことでなんだか
体の中のバランスが変わったせいかな、と調べたりして
どうにか耐えているうちに、症状が緩和しました。
(退院してから2週間後の診察で一応先生にきいてみましたが)

 

あとは、痛くはないけど
退院後1週間くらい経ってから
茶色のおりものが出始めました。
これも術後によくあることのようで
手術で傷ついたりしている部分もあるので
少しずつ代謝物がでてくるようです。
「だんだん自然になくなるけどまだもう少し続くでしょう」
と説明受けました。


自分としてはとても元気ですが
やっぱりいつも通りってわけには
そりゃあいかないのも仕方ないですね。


そんなわけで、時間が解決することが多いような
退院後の様子です。

 

誰でも、手術するなんて
嬉しくないですよね。

人によってみんな違うことだらけですが
なにか少しでも参考になることがあったら
幸いです。

2022-11-14 10:30:00

術後3日目~7日目(退院まで)

一気に書きます笑

 

術後3日目は、食事は全粥&おかず。

4日目以降は普通食になります。

 

日を追うごとに、少しずつ回復していくのを感じていました。
飲む痛み止めも必要なかったです。
(このあたりは、個人差があるでしょうから、遠慮せず「痛いです」といえば痛み止めもらえるそうですよ)


私はじっとしているときは
たいして切った場所の痛みは感じず
まぁ、もちろん動けば何もないというわけではないけど
「痛い~」というほどでもないくらいでした。
一番痛みがでたのは、咳するときです。
喉の痛み・違和感が結局退院くらいまで良くならなくて
のど飴なめていました。(薬もらうほどでもない感じ)


あとは大切なのはお通じがあるかどうか?
尿もしっかり出せるかどうか?

毎日血圧&体温&心拍数もなんどもはかったし
ときどき腸の動きも聴診器できいてもらってチェック。


あとは退院前日(術後6日目)に
傷の確認・診察(内診あり)・採血をして
次の日に退院できるか、医師の判断がありました。


私はすべて順調に回復していたようで
毎日シャワーも浴びて、廊下をウロウロ歩きまくり
さらに病院内にあるコンビニに何度か行ったりしながら
過ごしていました。

大切なのはやはり「動くこと」。
術後、腸の癒着で大変なご経験をされたお客様がいらっしゃって
事前に情報をいただいていました。
いざというときは、病院で助けていただけることも
あるとは思いますが、
やっぱり自分でもね、早くよくなるためには努力しないとです。
カラダを動かす努力は自分でないとできないですから。


そんなわけで、暇な時間を利用して
読書したりテレビみたり
仕事を忘れる貴重な時間を過ごすことが出来ました。

そんな悠長なことをいえるのも
病院の親切な応対と医療技術の発達
そして、なにより自分が日頃健康で
比較的頑丈な身体に産んでもらえたおかげだと
感謝の気持ちがいろいろとわいてきた9日間でした!!

 

こうして無事手術を乗り切れたのは
いろいろ要因があったのですが
やはり日頃の健康を意識した自己管理が
とても大切だとつくづく実感しました。
(もちろん、努力だけでは変えられない遺伝的な体質が
あるのは重々承知して書いています)

2022-11-11 10:56:00

術後2日目の様子

術後2日目になりました。
前の晩、なかなか眠れなくて。
なんだろ?
手術をおえてホッとして少し興奮状態だったような気もするし
あとは夜うるさかったのもある。

隣りの部屋におそらくこの日手術をした患者さんがいて
一晩中機械音がなり続けているのが静かだからよく聞こえてくる。
その隣りの部屋も手術後の患者さんがいるようで
ナースコールも頻繁で、夜中中鳴り響いている。

さらに生まれたばかりの赤ちゃんの泣き声がまた元気なこと。


あっちからもこっちからもすごい音で
果たしてこの先毎日この音の中だとしたら
いくら神経が図太い私でも眠れないのではないか?と不安な夜でした。
(その後の入院生活で、夜の音はこの日がピークだったことがわかりましたが)

 

私のカラダには
まだ点滴用のハリが両手にささってます。

片方はいわゆる点滴用。

もう片方は輸血用。

点滴は本日あと2本、といわれたけど
結果的に私は1本のみで許可がでました。
水分も自分でとれているのと
点滴ささっているところが痛くて早くとってもらいたいな~と伝えてみました。

まあ、おそらくそんな私のわがままで早く終了してくれたのではないと思いますが
採血の結果と関係あるのかも。
主治医の先生から「点滴もう1本しなくていい」と許可がでました。

 

私は事前に2回にわけて自己血700cc(350cc×2回)をとっておきました。

出血にそなえて、です。


結果手術中およそ400ccの出血があったそうで
そのため、術中に自己血350cc輸血をしたそうです。


そうすると、もう1本350ccストックがあるわけです。
血液検査の結果、350ccをまた体に戻すことになりました。
2日目の午後3時間くらいかけて、血液をゆっくり体に戻しました。

 

点滴で水分や栄養をいれつつ、自己血も入れて・・・
なんだかどんどん元気になる気しかしませんでした。


あとはお腹にもチューブが刺さってる。

これは何がでているのだ?
体液?血液?痛くはないけど見た感じは気持ち悪い。
チューブからでてくるものを受け止める袋をぶら下げながら、前日から廊下ウォーキングしてました。

このチューブが外れると、シャワー浴びられるって。

この日の午後にはチューブを無事抜いてもらい、夕方にはシャワー浴びることができました!



飲む痛み止めを一日3回出してもらうのが良く効くのか
私は安静にしているときはお腹の痛みはあまり感じませんでした。

ただ、時間とともに喉の痛みが少しずつ強くなってきていて
咳をするのがね、お腹痛かったです。
枕でお腹おさえつけながら咳をしたりしてました。
医師に「咳しても縫ってあるところに影響ないから大丈夫ですよ」
と言われたけど、さすがにお腹が痛いのですよね(-_-;)

 

食事はまだ重湯的な感じの少な目おかゆ。
あとは飲み物とか間食の栄養補助ゼリー。

ダイエットには、、、ならなそうですね。
ぜ~んぜんやつれてない私。

まぁ、カラダの回復が一番なので、そんなことは言ってられないか(;'∀')


夕方にはすっかりカラダについている点滴やら
チューブ類がなくなって、すっきりさわやか(⌒∇⌒)


昨夜よく眠れなかった分、この日は早く眠ることができました。
ますます早く回復しそうだ!

2022-11-10 15:53:00

手術当日~術後1日目

手術当日は、朝6:45以降は何も口にできず
手術着に着替えて呼ばれるのを待ちます。

私は午前10:45に手術室へ、と言われ
それまではとにかくただただ待ちます笑


時間になったら
自分で歩いて看護師さんと
手術室のベッドの上まで行くのです。



これはね、私は二度目の手術だったせいか
前日の安定剤?が効いているせいか
緊張も不安もあまりなくて
ある意味開き直っている感じかな。
まさに「まな板の上の鯉」の心境でした。



でも、おそらく一般的には怖いと思います。。。



11時過ぎくらいから手術が始まり
気付いたらもう自分の部屋に戻っていましたが
全身麻酔のせいでしょうね
目が覚めた時には少し気持ち悪い。
「気持ち悪いですか?」
と聞かれ「はい、少し・・・」
「じゃあ、吐き気止め入れますよ~」と
遠くで聞こえるけど、あまり返事もできない状態。
酸素マスクをつけられて
なんだか苦しいような気持ち悪いようなで目が覚めました。

 

ちょっとずつ色々とカラダにつけられている管が
はずされて、身軽になっていきます。
酸素マスク、心電図・・・

 


それからです。
なが~いなが~い
つらい夜の始まり。


でもね、これさえ乗り切れば
絶対朝がくるんです( ノД`)
そうに自分を励ましながら
痛み止めのボタンを押しては
少し寝て、の繰り返し。


カラダがあまり動かせない。
喉がカラカラ。
くちびるもカラカラ。


私は痛み止めがとても良く効くのか!?
切ったところのお腹の痛みはあまり感じなくて
カラダが動かせないのと
喉がカラカラなのと
手にささっている点滴が痛くて
そこに気を取られていました。


ある程度時間がたってから
ようやく口を水でゆすいで良い時間になり
看護師さんに寝たままぐちゅぐちゅペッをさせてもらいました。
看護師さんは天使ですね。


「寝がえりも少しだけなら打っていいよ」と言われ
私はカラダをちょこちょこ向きを変えながら
寝たり起きたりを繰り返しました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(術後1日目)

ようやく長い夜があけて
朝から医師団・痛みケアの先生たちの診察が終わり
また部屋で待っている時間。

 

ひとりで待っていて、一体今は何時なんだろう??
暇だしテレビでもつけたいな~。


そう思ってナースコール。

 

「あの~、暇なんでテレビみたりしたらまだダメですか?」と聞く私。

 

看護師さんが2人きて、カラダ拭きと陰部洗浄をしてくれたのですが
「テレビ、つけてもいいですよ。
 っていうか、なかなかいないですよ、もうテレビつけたいという人。
 それは比較的余裕があるということね笑」


「あ、そうですね。
 暇なのがつらくて。。。
 あと、今何時なんだか知りたくて」と私。

テレビをつけてもらうと、朝9時半前くらいでした。


「じゃあ、もしかして脚あげられる?
 腰あげられる?」と洗浄にきてくれた看護師さんに声をかけられ


私「はい」とスイっと腰も持ち上げられる。


「え~~、痛くないの?」と聞かれて

私「痛いって・・・普通どこが痛いのですか?痛くないですけど」

 

「いや、普通お腹切ってるからお腹が痛くて動けない人がほとんどなんですよ、術後初日は。
 お昼くらいになると、だんだん動ける人が増えてくるけど、人によって差がありますよ。
 まだ今、午前中早い時間なのに、こんなにスイっと腰上げられる人、あまりいません。
 もしかして、起き上がれそう??」


私「はい、きっと大丈夫な感じです。痛くないから」


「ゆっくり起き上がってみましょうか?大丈夫だと思っても、ずっと横になってたからめまいする可能性あるし」

 

私、ゆっくり起き上がってめまいもなし。
そしてもう立って歩いて、尿管まではずしてもらいました\(^_^)/

 

「早い~!!なかなかこんな早い時間からみんな動けないから珍しいですね~。
 じゃあ、このあともう少ししてからもっと歩いていいですけど
 その前にもう一度看護師がOK出しにくるから、
 それまでは安静にしててくださいね」
と言われました。

 

その後、10時半くらいからはゆっくりだけど
歩き出して、午後には廊下をウロウロ歩き出しました。
動いた方が早く回復するよ、の言葉を信じて。


それにしても、お腹の痛みよりも
手にさしてる点滴の痛みが気になる私でした。

2022-11-08 10:17:00

術前の病院での準備

私は13年前に子宮頚部円錐切除手術をうけました。

下半身麻酔での手術でした。

 

そのとき、手術前日の夜から断食&下剤をのんで準備をした記憶がありました。

今回は全身麻酔ですが、開腹手術だし当然下剤での準備があるだろうと覚悟していたのですが・・・

 

手術前日まで夕食が普通に出て、下剤なし


あれ?そういうものなの??

下剤する気満々、っていうか・・・
(いや、別に望んでいたわけじゃないけど)

 

思わず看護師さんに「下剤しないのですか?」
と聞いちゃいました。

 

「ないですよ。普段ひどい便秘ですか?
 気になることあります??」
とかえって聞き返されました。

 

そんなわけで、手術前日は特に苦しむわけでもなく
穏やかな夜を過ごしました。
あと、夕食後に精神安定剤みたいなお薬を1錠いただきました。
これは自分が希望したのではなく、自然な感じで手に出されました。
こういう類の薬を今まで1回も飲んだことがなかった私は
「これ、必要ですか?
 私、気持ちの安定に自信があるのですけど」
と思わず事前説明にきてくれた薬剤師さんに聞いちゃいました。

自分の意識としては手術受けるにあたって、不安感がほとんどなかったのですね。
あと、病院で眠れないのでは?という不安もなくて・・・。
でも、看護師さんに
「念のためだから」と手に出してもらったので
素直に言うことを聞くことにしました。

 

その他に準備したことは
病院での夕食19時くらい~次の日の朝6:45までの間に
OS1 500ml✖2本を飲み干すこと。
「もし飲めなかったら点滴しますね」
と言われたので、必死で飲みました。
点滴 嫌なので(;'∀')


あとは、手術後に使うであろうモノの準備。
・フタつき&ストローまでさした状態のマグカップ
・ボールペン(その後退院まで書きこむ表があるので)
・手術の次の日に着替えさせてもらう予定のパジャマとパンツ(下着)
を事前にみえるところに出して準備しておきました。

準備不足だったのは
・リップクリーム(ポーチにいれっぱなしだったの、出しておくべきだった)
・冷蔵庫にミネラルウォーター

以上が手術前日の準備です。

1 2 3 4 5 6 7